著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

山中暦日【さんちゅうれきじつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
山中暦日

【読み方】
さんちゅうれきじつ

【意味】
俗世を離れて悠々と暮らすこと。

【語源・由来】
人里離れた山中に暮らせば月日の経つのも忘れるという意味。「暦日」はこよみのこと。「山中暦日無し」を略した言葉。

【典拠・出典】
太上隠者「答入」

山中暦日(さんちゅうれきじつ)の使い方

ともこ
健太くんのおじいちゃんは、去年定年退職したのよね?
健太
そうなんだ。今は山の別荘で山中暦日無しの日々を送っているよ。
ともこ
へえ。いいわねえ。
健太
自然の移ろいで季節を感じて、カレンダーや時間を気にしない生活は楽しいって言っていたよ。

山中暦日(さんちゅうれきじつ)の例文

  1. 満員電車での通勤や時間に追われる日々にうんざりだ、山中暦日無しの生活を送りたい。
  2. 携帯電話を解約し、山中暦日無しの生活を過ごしています。
  3. 毎日、日の出とともに起きて釣りに行き、日の入りとともに帰ってくる山中暦日無しの暮らしをしていますよ。
  4. 山中暦日無しの生活をしているから、もうすぐクリスマスだということを忘れていたよ。
  5. 田舎で山中暦日無しの暮らしをしているので、ストレスがなくなり体調がよくなりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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