【四字熟語】
讒諂面諛
【読み方】
ざんてんめんゆ
日本漢字能力検定
1級
【意味】
人の悪口を言ってこびへつらうこと。
【語源・由来】
「讒諂」は他の人の悪口を言って人にへつらうこと。「面諛」は人の面前でこびへつらうこと。
【典拠・出典】
『孟子』「告子・下」
讒諂面諛(ざんてんめんゆ)の使い方
ともこちゃん。どうしたの?泣いているの?
今度の生徒会役員選挙に立候補するんだけど、ライバルの候補者が、私の悪口を言って、私の票を減らそうとしているようなの。
それはひどい。讒諂面諛なやつだなあ。大丈夫さ。みんなともこちゃんのことを信じて投票してくれるよ。
そうだといいんだけど。
讒諂面諛(ざんてんめんゆ)の例文
- 彼は、自分の出世のためなら、平気な顔をして人を陥れる讒諂面諛な最低な男です。
- 健太くんにともこちゃんの悪口を言って、嫌いになるように仕向けている彼女は讒諂面諛な人です。
- ありもしない話をでっちあげて人を貶めるなんて、讒諂面諛な人だ。
- 嫉妬にかられて悪口で貶めようとするなんて、讒諂面諛なやつだなあ。
- あんな讒諂面諛なやつは、因果応報というように、いつか痛い目を見るに違いない。