著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

三人文殊【さんにんもんじゅ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
三人文殊

「三人文珠」とも書く。

【読み方】
さんにんもんじゅ

日本漢字能力検定
3級

【意味】
一人ではよい知恵が浮かばなくても、三人が協力すればよい考えが出るものだということ。

【語源・由来】
「文殊」は釈迦の左にいて、知恵をつかさどると文殊菩薩のこと。「三人寄れば文殊の知恵」を略した言葉。

【典拠・出典】

三人文殊(さんにんもんじゅ)の使い方

健太
ともこちゃん。このイベントの資金集めの件なんだけど、どうしようか?
ともこ
うーん。二人で悩んでいてもらちが明かないわね。先生にも相談してみましょう。
健太
三人文殊っていうもんね。何かいいアイディアが思い浮かぶかもしれない。
ともこ
そうと決まったら、急いで職員室に行きましょう。

三人文殊(さんにんもんじゅ)の例文

  1. 三人文殊というように、皆さんの知恵を拝借したいと思います。
  2. この三人で食事をして話をしていると、三人文殊というように、いいアイディアが浮かんだりします。
  3. 私一人では無理だ、三人文殊、彼らにも相談してみよう。
  4. 三人文殊というように、みんなで力を合わせれば乗り越えられない壁はない。
  5. よく三人文殊っていうけれども、おかげでいい企画が出来たよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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