著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

至恭至順【しきょうしじゅん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
至恭至順

【読み方】
しきょうしじゅん

【意味】
このうえなく素直で従順なさま。

【語源・由来】
「至」はいたって、このうえなくの意。「恭」は慎み深いこと。おとなしいこと。「順」は逆らわないこと。

【典拠・出典】

至恭至順(しきょうしじゅん)の使い方

ともこ
健太くん。理科室にこの箱を持って行ってちょうだい。それから黒板をきれいに消しておいてね。
健太
はいはい。わかりましたよ。やっておきますよ。
ともこ
健太くんは、至恭至順で助かるわ。
健太
僕は、ともこちゃんに弱みを握られて、こき使われっぱなしで大変だよ。

至恭至順(しきょうしじゅん)の例文

  1. 健太くんは、「私の言葉に至恭至順していれば間違いないわ。」とともこちゃんに言われました。
  2. 私の介助犬は至恭至順で、吠えたりかんだりしないので、一緒にお店に入ってもいいですか?
  3. 社員はみんな私に至恭至順で、社長の私に逆らったり意見したりすることはありません。
  4. 至恭至順な生徒ばかりで教師としては楽なクラスなんですが、もっと活発に自分たちの意見を出してほしいので、策を講じることにしました。
  5. どうせ結婚をするなら、料理も掃除もしてくれる至恭至順な旦那様が良いなあ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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