詩歌管弦の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
詩歌管弦
【読み方】
しいかかんげん
【意味】
詩歌を吟じ、楽器を奏でること。
また、広く文学と音楽のこと。
そして、「詩や音楽を楽しむ」こと全体を表す言葉でもあるんや。
詩を吟じたり、楽器を奏でたりして、心地よい時間を過ごすんやな。
これは、「芸術を楽しむ大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「詩歌(しいか)」とは、漢詩と和歌のこと。また、和歌、俳句、詩などの韻文の総称のこと。
「管弦(かんげん)」とは、管楽器と弦楽器のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・詩歌弦管(しいかげんかん)
【英語訳】
Chinese and Japanese poetry and instrumental music; poetry and music; literature and music.
詩歌管弦(しいかかんげん)の解説
「詩歌管弦」っていうのは、詩や歌を詠んだり、楽器を弾いたりすることを言うんだよ。もっと広く言うと、文学や音楽全般のことを指すよ。
「詩歌」っていうのは、漢詩と和歌のことを指すんだ。もしくは、和歌や俳句、詩など、詠むための文のことを総じて「詩歌」っていうんだよ。
「管弦」は、楽器の種類を指すんだ。「管」は管楽器のことで、フルートやクラリネットのような息を吹き込んで音を出す楽器のことを言うんだ。「弦」は弦楽器のことで、ギターやバイオリンのような、弦をはじいて音を出す楽器のことを指すよ。ちなみに、「弦」は「絃」とも書くことができるんだ。
例えば、「詩歌管弦の遊び」という言葉を使うと、詩や歌を詠んだり、楽器を弾いたりする楽しみ方を表しているんだよ。
詩歌管弦(しいかかんげん)の使い方
詩歌管弦(しいかかんげん)の例文
- 彼女の作品は、読む人の心を掴んで離さない。詩歌管弦に長けているのだろう。
- 詩歌管弦を楽しむことは、心の教養にもなるだろう。子供たちにも、ぜひ参加してもらいたいものだ。
- 彼女は悲しみのあまり、あれほど好きだった詩歌管弦をやめてしまった。どうかもう一度、あの美しい音色を聴きたい。
- 彼は詩歌管弦だけでなく、書道にも長けていたようだ。しかし、一番好きだったのは、料理だったというのは有名な話だ。
- 勉学を投げだして、彼はとうとう詩歌管弦に夢中になってしまった。
詩歌管弦の文学作品などの用例
- 公卿のあいだでは詩歌管弦のすさびが復活し、武士町人の客で六条三すじ町の遊郭は日ごとに繁盛して、<早乙女貢・緋牡丹伝奇>
さらに広く解釈すると、文学と音楽全般を表現しているとも言えるんだ。