【四字熟語】
四弘誓願
【読み方】
しぐぜいがん
「しぐうぜいがん」とも読む。
【意味】
すべての仏や菩薩のもつ四つの願い。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願成。
【典拠・出典】
『止観大意』
四弘誓願(しぐぜいがん)の使い方
四弘誓願って何だろう?
仏教を信じる者として、まず誓うべき四つの基本的な誓いのことよ。
交通安全の四つの約束みたいなことかな。「止まる」、「見る」、「待つ」、「確かめる」ってやつだよ。
交通安全も大事だけど、多くの人が幸せになるように勤め、尽きる事がない煩悩を無くし、お釈迦様の教えをすべて学び、最上の悟りを得ますっていう誓いのことよ。
四弘誓願(しぐぜいがん)の例文
- 四弘誓願のあと、自己のためではなく利他のために修行を積みます。
- 自分のためではなく他人のために四弘誓願することが、仏教の教えの特徴なのです。
- 四弘誓願はとても実現困難な誓いだけれども、誓いを破ることなく努力し続けたいです。
- 今日の写経体験会では、四弘誓願を唱えてから筆をとりました。
- 四弘誓願し、お題目を三回唱え、今日のお勤めを終えました。