【四字熟語】
屍山血河
【読み方】
しざんけつが
「しざんけっか」とも読む。
【意味】
非常に激しい戦闘のたとえ。
【語源・由来】
「屍山」は死体の山、「血河」は血の川のこと。激戦で死体が山のように積み重なり、血が川のように流れること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・死屍累累(ししるいるい)
屍山血河(しざんけつが)の使い方
この関ケ原古戦場で、東軍と西軍が屍山血河の戦いをくりひろげたんだよね。
へえ。今では鳥がさえずる静かな場所ね。
ここで徳川家康が勝ったことで、天下統一へとひた走ることになったんだから、時代が動いた戦いだったんだよ。
ここは歴史的にすごい場所なのね。
屍山血河(しざんけつが)の例文
- 屍山血河の戦いをしても落城することはできなかったので、兵糧攻めをすることにしました。
- 敵が大勢陣を組んで、今にも攻め込もうとしている、明朝には、ここは屍山血河となるであろう。
- 応援に駆け付けた時には、もうすでに屍山血河のありさまで、敵味方の区別がつかない状況でした。
- 屍山血河の戦いが始まる前に、農民は全員城に逃げ込みました。
- 12月14日、高家吉良義央の屋敷は、赤穂浪士の仇討ちによって屍山血河となりました。