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死屍累累【ししるいるい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
死屍累累

【読み方】
ししるいるい

【意味】
数多くの死体が折り重なって転がっている様子。

【語源・由来】
「死屍」はしかばね・死体。「累累」はあたり一面に積み重なっているさま。

【典拠・出典】

死屍累累(ししるいるい)の使い方

ともこ
三月十日の東京大空襲では、たった二時間で十万人もの都民が犠牲になって、見渡す限り死屍累累といった有様だったそうよ。
健太
無差別殺人だよね。ひどい話だ。罹災者はもっとたくさんいたんだろうね。
ともこ
戦争は、国民の意志でするわけじゃないのに、為政者ではなく国民がまず犠牲になるからひどいわよね。
健太
僕たち若者の手で戦争を世界からなくそう!

死屍累累(ししるいるい)の例文

  1. 死屍累累となったがれきだらけの街の中を、姉を探して歩き回りました。
  2. ナポレオンが通ったあとは、死屍累累となるそうだ、逆らってはいけない。
  3. 私たち援軍が駆け付けた時には、もうすでに死屍累累の有様でした。
  4. 私たちの軍隊も負傷者が出ましたが、相手の軍隊は死屍累累たるさまでした。
  5. 死屍累累というように、健太くんの手で投げ飛ばされた男子生徒が、グラウンドにどんどん積み重なっていきました。

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