著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

梓匠輪輿【ししょうりんよ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
梓匠輪輿

【読み方】
ししょうりんよ

【意味】
大工と家具職人や車台・車輪を作る職人。

【語源・由来】
「梓匠」は梓人(建具工)と匠人(大工など)のこと。「輪輿」は輪人(車輪を作る職人)と輿人(車台を作る職人)のこと。

【典拠・出典】
孟子』「滕文公・下」

梓匠輪輿(ししょうりんよ)の使い方

健太
ともこちゃんのおじいちゃんは大工さんなんでしょう?がんこな梓匠輪輿って感じで格好いいよね。
ともこ
てやんでえ、べらぼうめ!とか言いそうでしょう。
健太
言いそうだね。お風呂の温度は40度以上のあつめじゃないと入った気がしないとか。
ともこ
その通りなのよ。まさに梓匠輪輿なのよ。

梓匠輪輿(ししょうりんよ)の例文

  1. 父は梓匠輪輿で、嫁入り道具をすべて父の手で作ってくれました。
  2. 祖父は妥協しない梓匠輪輿だったので、顧客信頼度ナンバー1でしたが、一緒に仕事をしたくない人ナンバー1でもありました。
  3. 兄は、世界で名が知られているタイヤメーカーで梓匠輪輿をしていて、パンクしないタイヤの研究に日夜励んでいます。
  4. どんなに機械化されても梓匠輪輿の技にはかなわない。
  5. 設計士の名は後世に残るけれども、建築に携わった梓匠輪輿の名は残らない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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