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破釜沈船【はふちんせん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
破釜沈船

「釜を破り船を沈む」とも読む。

【読み方】
はふちんせん

【意味】
生還を考えず、決死の覚悟で出陣すること。出陣に際し、炊事をするための釜をこわし、船を沈め、退路を断つこと。

【典拠・出典】
史記』「項羽紀」

【類義語】
背水之陣(はいすいのじん)

破釜沈船(はふちんせん)の使い方

ともこ
健太くん。これを売り切らないと、今日は無事に家に帰ることはできない。そういった破釜沈船の覚悟でこのシュークリームを売るのよ。
健太
ええっ。そんな覚悟が必要なの?
ともこ
売れ残ったらもったいないじゃないの。
健太
作りすぎたともこちゃんが悪いんだと思うんだけど。

破釜沈船(はふちんせん)の例文

  1. この企画を成功させないと首にするといわれたら、破釜沈船の心意気でがんばるしかない。
  2. 破釜沈船の覚悟で戦い、辛くも勝利しました。
  3. 後がないという破釜沈船の精神で受験したので、奇跡的に合格することができたんだと思います。
  4. ここを乗り切らないと会社がなくなるという状況だったので、破釜沈船の気持ちで社員一丸となって励みました。
  5. 破釜沈船の精神で挑まないと、軽くひねられてしまいますよ。

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