【四字熟語】
七堂伽藍
【読み方】
しちどうがらん
【意味】
七つの堂のそろった寺。
【語源・由来】
「七堂」は、宗派などにより異なるが、禅宗では山門、仏殿、法堂、庫裏、僧堂、浴室、東司(便所)。寺院の備えるべき七つの堂塔。「伽藍」は寺の建物。寺院。
【典拠・出典】
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【類義語】
・僧伽藍摩(そうぎゃらんま)
・堂塔伽藍(どうとうがらん)
七堂伽藍(しちどうがらん)の使い方
ここは立派な七堂伽藍だね。
昔からたくさんの修行僧が、ここで修行を積んでいるのよ。
へえ。歴史があるお寺なんだね。
世の中が戦国時代で武士が闊歩していた時代からあったそうよ。歴史を感じるわよね。
七堂伽藍(しちどうがらん)の例文
- 今は本堂しか残っていないけれども、かつては七堂伽藍で、門前には商人が集まりとても賑やかなお寺だったんですよ。
- 七堂伽藍があった跡に健太くんの学校は建てられていて、今では地名に残るのみです。
- このお寺は七堂伽藍と呼ぶにふさわしい立派なお寺なので、ぜひ後世に残していきたいです。
- この七堂伽藍は度重なる山火事や震災を乗り越え、今もその姿をとどめています。
- 七堂伽藍に足を踏み入れるだけで、心が清らかになり、頭の中がクリアになっていくような気がします。