著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

七里結界【しちりけっかい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
七里結界

【読み方】
しちりけっかい

この語の音が転じて、「しちりけっぱい」「しちりけんばい」とも読む。

【意味】
ある人を嫌って寄せつけないこと。

【語源・由来】
密教で魔障を入れないために七里四方に結界を設けること。

【典拠・出典】

七里結界(しちりけっかい)の使い方

健太
ともこちゃん。なんだか最近、七里結界、僕を避けていない?
ともこ
身に覚えはないのかしら?自分の胸に手を当てて考えてみると良いわ。
健太
何か誤解をしているんじゃないの?僕は何もしていないよ。
ともこ
私が怒っている理由がわかるまで近づかないでちょうだい。

七里結界(しちりけっかい)の例文

  1. 昨日、ともこちゃんにその髪型変だねと言ってから、七里結界というように避けられています。
  2. 今日の健太くんは、七里結界、近寄ってこないでオーラを出しています。
  3. ともこちゃんの周りには、七里結界、見えないバリアをはって、私を近づけないようにしているようなんです。
  4. 毎日一緒に帰って、あんなに仲が良かったのに、七里結界、ともこちゃんは健太くんを何らかの理由で遠ざけているようです。
  5. 七里結界というように、彼女は健太くんを避けているけれども、あれは相当怒っているね。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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