【四字熟語】
子墨客卿
【読み方】
しぼくかくけい
【意味】
詩文を作る人。文人。
【語源・由来】
「子墨」は墨のこと。墨を擬人化した表現。「子」は男子の敬称。「客卿」は他国からきて高官として滞在している者。
【典拠・出典】
『文選』揚雄「長楊賦」
【類義語】
・文人墨客(ぶんじんぼっかく)
子墨客卿(しぼくかくけい)の使い方
今、国語の授業で子墨客卿について勉強をしているんだけど、健太くんは誰が好き?
中原中也の汚れっちまった悲しみにが好きだよ。
私も教科書で読んで好きだなと思ったわ。彼は30歳の若さで亡くなったのよね。
もっと長生きしてたくさんの詩を残してほしかったなあ。
子墨客卿(しぼくかくけい)の例文
- 子墨客卿になるには、少々の生まれつきの言葉のセンスと膨大な読書量が必要です。
- ボブディランは歌手だけれども、その歌の歌詞が美しい一編の詩のようだったので、子墨客卿の最高の賞、ノーベル文学賞を受賞しました。
- 子墨客卿の相田みつをは長く、世に認められない不遇の時代がありました。
- 石川啄木は有名な子墨客卿だけど、その作品の中で「不来方の~」が一番好きなんです。
- 毎年たくさんの子墨客卿の本が出版されますが、生き残るのは一握りの天才や運の強い人だけです。