【四字熟語】
寂滅為楽
【読み方】
じゃくめついらく
「寂滅、楽を為す」とも読む。
【意味】
迷いから解放された悟りの境地に、真の安楽があるということ。
【語源・由来】
仏教語。「寂滅」は「涅槃」と同義で、煩悩を捨て去った悟りの境地のこと。
【典拠・出典】
『大般涅槃経』
【類義語】
・生滅滅已(しょうめつめつい)
寂滅為楽(じゃくめついらく)の使い方
ともこちゃん、僕はどうしたらいいんだろう。
何を悩んでいるの?
A子ちゃんとB子ちゃん、どっちが好きなんだろう。どっちに告白すればいいんだろう。
煩悩を捨てれば寂滅為楽、楽になるわよ、というかどっちに告白してもふられると思うわよ。
寂滅為楽(じゃくめついらく)の例文
- 寂滅為楽というように、迷いを捨てたら案外人生は楽しくなった。
- 煩悩を抱えているときは見えなかった、寂滅為楽、迷いを捨てるとこんなにも幸せな世界が待っているんだ。
- 迷いから解放されると寂滅為楽というように、生きることが楽になりました。
- 除夜の鐘を聞いていると、寂滅為楽というように、煩悩から解放され心が楽になってきました。
- 早く悟りを得て、寂滅為楽、苦しみから解放されたい。