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末法思想【まっぽうしそう】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
末法思想

【読み方】
まっぽうしそう

【意味】
仏教における歴史観の一つ。釈迦の入滅後、初めの五百年を正法、次の千年を像法、そしてその後の一万年を末法といい、末法の世には真の仏法が衰えて、世の中が混乱するという考え。各時期の長さには諸説がある。仏道修行者の危機意識を喚起するために説かれた。

【典拠・出典】

末法思想(まっぽうしそう)の使い方

健太
日本での末法思想によると、1052年が末法元年なんだって。
ともこ
へえ。世の中が混乱したの?
健太
人々は混乱を恐れて、盛んに経塚造営が行われたんだって。
ともこ
1999年のノストラダムスの大予言みたいなことがおこったのね。

末法思想(まっぽうしそう)の例文

  1. 日本で末法思想の末法に該当する時代は、貴族による政治が衰退し、武士が台頭し始めた混乱の時期だった。
  2. 最澄は著書に、末法思想について記してある。
  3. 仏の予言と現実がリンクし、人々は末法思想を受け入れざるを得なかった。
  4. 日蓮は、末法思想を受け止め、混乱する人々に、南無法蓮華経を唱えるよう諭した。
  5. 室町時代に、僧侶が僧兵となり、末法思想は本当だったと人々に印象付けた。

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