【四字熟語】
愛執染着
「愛染」も愛への執着を表す仏教語で、意味の近い言葉です。
【読み方】
あいしゅうぜんちゃく
【意味】
恋愛感情や愛欲への強い執着。愛する相手への思いに心がとらわれ、そこから離れられなくなること。

「愛執染着」は、愛する相手への強い思いや愛欲にとらわれ、心が離れられなくなることだよ。ただ好きだというだけでなく、執着して苦しむような状態を表すんだ。

ニャルほど! 恋物語で、別れた相手を忘れられず、ずっとその人への思いにとらわれているような心なんだニャ。オラ、普通の恋心とは違うとわかったニャン。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
・obsessive attachment in love
・being consumed by romantic desire
愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)の使い方

図書館で借りた物語、どんなお話だったの?

別れた恋人への思いを断ち切れずに、ずっと苦しんでいる人が主人公なの。

相手への気持ちが強すぎて、自分でもどうにもできなくなっているんだね。

ええ。まさに愛執染着を描いた物語だったわ。でも、最後は主人公が前を向けて、少しほっとしたの。
愛執染着(あいしゅうぜんちゃく)の例文
- 若いころは恋人への愛執染着に苦しんだが、今では穏やかに思い出せる。
- 彼は別れた相手への愛執染着を捨てられず、長い間苦しんでいた。
- その小説では、主人公が愛執染着から抜け出し、自分の人生を歩み始める姿が描かれている。
- 相手の気持ちを考えずに手紙を送り続けたことを、彼は愛執染着にとらわれた行動だったと反省した。
- 仏教の教えを学ぶうちに、彼女は愛執染着が心を苦しめることもあると知った。
まとめ
「愛執染着」は、愛情や愛欲への執着に心がとらわれることを表す四字熟語です。「愛執」は愛する対象への執着、「染着」は対象に心が染まって離れられなくなることを表します。仏教語の「愛染」も、愛にとらわれる心を意味します。
愛染明王は、密教で愛欲などの煩悩を悟りを求める心へと高める力をもつとされる明王です。一般に赤い体で、三目六臂(さんもくろっぴ)、つまり「三つの目と六本の腕」をもち、弓矢などを手にした怒りの表情で表されます。
「愛執染着」は愛への執着そのものを指します。一方、愛染明王は、そのような煩悩を悟りに向ける密教の思想と関わる存在です。二つの意味は同じではありません。
愛染明王は、縁結びや恋愛成就などの祈願の対象としても信仰されています。


















