【四字熟語】
不倶戴天
【読み方】
ふぐたいてん
日本漢字能力検定
準1級【意味】
同じ世には一緒にはいない、同じ天の下には生かしてはおけないと思うほど恨み・怒りの深いこと。もとは父の仇を言った。
【語源・由来】
「礼記」曲礼の「父の讐は倶に天を戴かず」より。
不倶戴天(ふぐたいてん)の使い方

消費税がまた上がるんだね。

そうなのよ。政治家は庶民の不倶戴天の敵よ。

カップラーメンの値段を400円と答えたり、毎月1500万円のおこづかいをもらったりしている人たちにとっては消費税なんて20%になっても大したことはないんだろうね。

難しい勉強ばかりじゃなくて、庶民感覚を学んでほしいわよね。
不倶戴天(ふぐたいてん)の例文
- 不倶戴天の仇敵の前に、膝を屈しなければならないなんて屈辱的です。
- 父を退職に追い込んだその会社は、娘の私にとって不倶戴天でした。
- 昔から仲は良くなかったけど、呉越同舟で協力することもあった、でもあの事件からは、不倶戴天の仲です。
- ともこちゃんを泣かした健太くんは、僕にとって不倶戴天です。
- 不倶戴天の敵を倒すチャンスが回ってきました。