著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

常住不断【じょうじゅうふだん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
常住不断

【読み方】
じょうじゅうふだん

【意味】
ずっと続いていて絶えないこと。

【語源・由来】
「常住」は仏教語で、過去・現在・未来にわたって生滅変化することなく、常に存在するという意味。「不断」も絶え間なく続くという意味。

【典拠・出典】

常住不断(じょうじゅうふだん)の使い方

健太
平和は常住不断でなくてはいけないのに、なんで戦争が起こるのかな。
ともこ
みんなそれぞれ自分の利益しか考えないからよ。健太くんもそうでしょう?
健太
確かに、クラスメイトが学校を休めば、今日の給食のプリンを二つ食べられると願ってしまったよ。
ともこ
その自分の欲求のためならクラスメイトは病気で苦しんでも構わないという考えが、戦争につながっていくのよね。

常住不断(じょうじゅうふだん)の例文

  1. 常住不断の疲労のせいで、腰を痛めてしまいました。
  2. 歯の痛みが常住不断だったので、重い腰をあげて歯医者さんに行くことにしました。
  3. 常住不断の悩みを抱えているらしく、健太くんは最近老け込んでしまいました。
  4. ともこちゃんとの日常が常住不断、永遠に変わることなく続きますように。
  5. 健太くんへの愛は、常住不断、死ぬまで変わらないわ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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