【四字熟語】
一治一乱
【読み方】
いっちいちらん
【意味】
この世の治乱の変転を述べた語。あるいは治まり、あるいは乱れる。治まっているときもあり、乱れているときもある。
【語源・由来】
「一」は「あるときは」の意。
【典拠・出典】
『孟子』「滕文公・下」
【類義語】
・治乱興亡(ちらんこうぼう)
一治一乱(いっちいちらん)の使い方

人間の歴史を紐解くと、一治一乱だよね。

そうね。江戸時代だけ、奇跡的に内乱が無かったのよね。

200年以上平和を保つシステムを作った徳川家康ってすごい政治家だよね。

そうね。今の時代にもそういうカリスマ性のある政治家が出てくると良いわね。
一治一乱(いっちいちらん)の例文
- 中国は、5000年の歴史と言われてるけれども、一治一乱、統一と分裂を繰り返してきました。
- このクラスは優秀だけど自己主張が強い生徒が多いので、一治一乱しています。
- 人の欲望が無くならない限りは、一治一乱を繰り返すでしょう。
- EUを結成したり、EUから離脱したり、一治一乱の様相を呈しています。
- 幼稚園のママ友グループは、一治一乱の繰り返しで巻き込まれる幼稚園の先生は大変です。