【四字熟語】
笑比河清
【読み方】
しょうひかせい
「笑いを河清に比す」とも読む。
【意味】
厳しい性格で、笑顔をほとんど見せないこと。
「河清」は、黄河の濁った流れが澄んで清くなること。転じて、実現しないこと。
【語源・由来】
古代中国の北宋の裁判官包拯は、ほとんど笑うことがなかった。これを人々が、今までに澄んで清くなったことのない黄河のように、笑顔を見せないといったという故事から。
【典拠・出典】
『宋史』「包拯伝」
笑比河清(しょうひかせい)の使い方
あそこの本屋の店員さんは、笑比河清だよね。
そうなのよ。だからあの本屋にはあまり行きたくないのよ。
でもあの本屋は、この辺りで一番の品ぞろえなんだよね。
そうなの。しかも本を心から愛しているから、センスもいいのよ。いつも笑比河清だけど・・・。
笑比河清(しょうひかせい)の例文
- 私のお父さんは、笑比河清だけれども気にしないでねとともこちゃんに言われ、ともこちゃんの家に行くのが嫌になりました。
- 健太くんは、笑比河清、媚を売らない分、信じるべき人間です。
- ともこちゃんは、笑比河清、お笑いのビデオを見せても、くすぐっても笑わないんです。
- 健太くんは、笑比河清で、小中学校と一緒だったけれども、一度も笑ったところを見たことが無いんだよ。
- ともこちゃんは、笑比河清だから、デパートの店員より裁判官が向いていると思います。