【四字熟語】
笑面夜叉
【読み方】
しょうめんやしゃ
【意味】
顔は笑っていても心の底に一物あること。陰険な人や裏表のある人にいう。
【語源・由来】
「笑面」は笑顔。「夜叉」は人を害する猛悪な鬼神。
【典拠・出典】
『説郛』「四引「老学庵続筆記」」
【類義語】
・笑面老虎(しょうめんろうこ)
【対義語】
・千金笑面(せんきんしょうめん)
笑面夜叉(しょうめんやしゃ)の使い方
ともこちゃん。今、楽しそうに話をしていた子は友達なの?
クラスメイトよ。本当は嫌いなんだけれども、クラスメイトだから仲良くしないとね。
ともこちゃんは、笑面夜叉だなあ。友達として一番怖いタイプだ。
失礼ね。世渡り上手と言って。
笑面夜叉(しょうめんやしゃ)の例文
- あの受付の女性は、いつもにこやかだけれども、笑面夜叉、きっと内心客に毒を吐いているに違いない。
- ともこちゃんはみんなに優しいけれども、それは表面だけで、実は笑面夜叉、とても陰険なんです。
- 健太くんは、笑面夜叉で詐欺師にむいているかもしれません。
- ともこちゃんは笑面夜叉、本性を知らないほうが幸せかもしれません。
- 笑面夜叉な健太くんを親切な人だと信じたら、後で痛い目にあいますよ。