【四字熟語】
諸子百家
「諸子」を「緒子」「諸氏」と書かないこと。
【読み方】
しょしひゃっか
【意味】
中国の戦国時代 (前 403～221) に輩出した多数の思想家の総称。「子」とは先生，「家」とは学派のことである。『漢書』によれば，189家があげられており，儒家，道家，陰陽家，法家，名家，墨家，縦横家，雑家，農家，小説家の 10派に分類されている。ほかに兵家があり，なかでも，思想的に重要なのは，儒，道，墨，法の4家であった。諸子百家 (用例の初出は前漢『史記』の賈誼伝) のなかにすでに中国的思考のあらゆる原型が出ており，後世の思想史の最大の要素，源泉となった。
【典拠・出典】
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【類義語】
・百家九流（ひゃっかきゅうりゅう）
・九流百家（きゅうりゅうひゃっか）
諸子百家（しょしひゃっか）の使い方
春秋戦国時代は、諸子百家がそろっていてとても豪華な顔ぶれだよね。
本当よね。その時代に生まれて、諸子百家と言葉を交わしてみたかったわ。
僕もそう思うよ。僕は特に諸子百家の一人、孔子と話がしてみたいよ。
私は断然孟子だわ。あー、話をしてみたいなあ。
諸子百家（しょしひゃっか）の例文
- 諸子百家の中で、儒家は漢王朝に採用されたこともあり、広範囲に広まっていきました。
- 法家は諸子百家の一つで、秦に採用され、中国統一の実現を支援しました。
- 諸子百家の道家は、民衆に広まり、多くの人に親しまれました。
- 諸子百家のうち、世界的に影響を与えたのは兵家で、孫子の書物は世界の指導者に愛読されました。
- 春秋戦国時代は、戦いが続き、生きることが大変な世の中でしたが、諸子百家が活躍する躍動の時代でもありました。
