著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

閨閤之臣【けいこうのしん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
閨閤之臣

【読み方】
けいこうのしん

【意味】
近侍の臣。主君の近くにつかえる臣。

【語源・由来】
「閨閤」は、寝所。ねや。

【典拠・出典】

閨閤之臣(けいこうのしん)の使い方

ともこ
森蘭丸は、織田信長の閨閤之臣よね。
健太
そうだね。18歳の時に本能寺で亡くなるまで、織田信長に忠誠を誓っていたんだよ。
ともこ
18歳だなんて、まだまだこれからって時にもったいないわね。
健太
知己に富んでいて、優秀だったらしいから、本能寺の変がなかったら大きく歴史は変わっていただろうね。

閨閤之臣(けいこうのしん)の例文

  1. 専務の閤之臣だった健太くんは、専務の失脚とともに出世の道が立たれた。
  2. ともこちゃんは有名政治家の閨閤之臣、次は政治家の推薦で、ともこちゃん本人が出馬するともっぱらの噂だよ。
  3. 課長の閨閤之臣である健太くんは、仕事そっちのけでごますりばかりしている。
  4. 健太くんは、ともこちゃんの閨閤之臣のように付き従っているが、弱みでも握られているんだろうか。
  5. いつか出世するために、閨閤之臣として、サポートに徹し、じっと我慢している。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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