【四字熟語】
初転法輪
語構成は「初」+「転法輪」。
【読み方】
しょてんぼうりん
【意味】
釈尊が悟りを開いたのち、初めて行った鹿野苑の説法のこと。
【語源・由来】
「転法輪」は仏の教えを説くこと。
【典拠・出典】
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初転法輪(しょてんぼうりん)の使い方
お釈迦さまは、悟りの境地に達してから、人々に解脱について説くことをためらっていたそうだよ。
お釈迦様ほどの人でもためらうことがあるのね。
自分の言葉が正しく理解されるか心配だったんだって。だけれども、インドの神様が説得して初転法輪を行ったんだって。
神様にまでお願いされるってすごいことよね。
初転法輪(しょてんぼうりん)の例文
- 初転法輪で人々に仏法を説いたことによって、仏教は成立しました。
- お釈迦様の五人の旧友が、初転法輪に参加して感銘を受け、弟子になりました。
- サールナートは、今でも初転法輪が行われた聖地として崇められています。
- 初転法輪で、お釈迦さまは四諦と八正道について説かれたそうです。
- お釈迦さまは、初転法輪で快楽主義と禁欲主義に偏らない、快楽を追い求めすぎない、欲望を抑えて苦行に専念しすぎてもいけない、中道を歩むように説きました。