著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

緇林杏壇【しりんきょうだん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
緇林杏壇

【読み方】
しりんきょうだん

【意味】
学問所、講堂のこと。

【語源・由来】
「緇林」は樹木がおい茂った林のこと。孔子が黒いとばりのような緇帷の林に遊び、杏の花が咲く木の下の土の壇(一段高いところ)に休息したという故事から。

【典拠・出典】
荘子』「漁父」

緇林杏壇(しりんきょうだん)の使い方

ともこ
健太くんは、将来何になりたいの?
健太
緇林杏壇で生徒たちに勉強を教えたいなあ。
ともこ
勉強が嫌いな健太くんが勉強を教えるの?
健太
勉強が嫌いだからこそ、落ちこぼれの生徒の気持ちがわかるし、学校の楽しさを教えることができたらいいなと思っているんだ。

緇林杏壇(しりんきょうだん)の例文

  1. 今日から緇林杏壇で生徒たちを前に勉強を教える、新人だからとなめられない様に気を引き締めていこう。
  2. 教師になるためには、必要単位取得のほか、緇林杏壇で教育実習を行うことになっています。
  3. 塾の教師として採用され、緇林杏壇で生徒たちに英語を教えています。
  4. 緇林杏壇で教鞭をとりながら、大学で研究を続けています。
  5. 小さいころからの夢だった、緇林杏壇で実際に子供たちに勉強を教えることができるなんてとてもうれしい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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