「四字熟語」のLINEスタンプ発売中♪

波乱万丈【はらんばんじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

波乱万丈

波乱万丈の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
波乱万丈

(波瀾万丈)とも書く。

【読み方】
はらんばんじょう

【意味】
波の起伏のはげしいように、変化のはげしいようす。
変化がはげしく、劇的であること。

四字熟語の博士
「波瀾万丈」とは、人生の変化が大きく、劇的な様子を描写する言葉だよ。
大きな波と小さな波が絶えず巻き起こる海のように、人生も様々な浮き沈みがあることを表しているんだ。
助手ねこ
あーなるほど、それは、「人生がめっちゃ変化に富んで、波乱含み」ってことやな。
大きな波や小さな波が絶えず来て、人生もそんなに色々な出来事があるんやな。
これは、「人生はドラマチックやで、変化があることは当たり前」って教えてくれる言葉なんやな。

【語源・由来】
「波乱」 大小の波のことで、変化・曲折・起伏。または、もめごと・さわぎ・ごたごたを意味する。
「万丈」 非常に高いこと。「丈」は長さの単位で、その万倍という意味。
そのことから、高く波打つ海のように、人生の変化が大きく富んだもの、となる。

本来、はらんばんじょうは「波瀾万丈」と書くが、「瀾」の字は常用漢字ではないため似た意味で、読みも同じである「乱」の字があてられ使われるようになった。

【典拠・出典】

【類義語】
・波乱曲折
・山あり谷あり

【英語訳】
full of ups and downs
with many vicissitudes

full of ups and downs と with many vicissitudes はどちらも波乱万丈と訳すことができる。
英語例文
彼の人生は波乱万丈であった。 HIS life was full of ups and downs.
彼女の生涯は波乱万丈であった。 Her life had been filled with many vicissitudes.

波乱万丈(はらんばんじょう)の解説

カンタン!解説
解説

「波瀾万丈」っていうのは、物事がすごく変わりやすくて、ドラマチックな状態を表すんだよ。
例えば、一日で色んな出来事が起こったり、予想もしないことが起きたりするような状況を指すんだ。
「波瀾」はもめごとや、いろんなことが複雑に絡み合って変わっていく様子を表すんだ。

「瀾」っていうのは大きな波を指していて、「万丈」はすごく高い、または深いっていう意味があるんだ。
「丈」は長さを測る単位だから、ここでは大きさや変化の度合いを強調しているんだよ。
「瀾」は「乱」とも書くことがあるんだ。

たとえば、「波瀾万丈の人生」という言い方をすると、その人の人生が一日一日が全く違って、たくさんのドラマが詰まっている、というような意味になるんだよ。

波乱万丈(はらんばんじょう)の使い方

ともこ
健太君、何をそんなに熱心に読んでいるの?
健太
オオカミに育てられたっていう女の子の話だよ。
ともこ
えっ!!それ本当の話なの?
健太
まさかぁ。でもこれが本当の話なら波乱万丈の人生だね。
ボクだったらきっと耐えられないな。

波乱万丈(はらんばんじょう)の例文

例文
  1. 波乱万丈の昭和史そのものの証言者たちがそこにはいた。
  2. 先の大戦を生き抜いてきた彼女の人生は波乱万丈で、まるで映画のストーリーのようだ。
  3. ここは政治に翻弄され、波乱万丈の人生を送ってきた彼の安息の地であった。
  4. 事故で両親を1度に亡くしたことが、彼女の波乱万丈の人生の始まりだった。
  5. そのマンガは、男子校に男装して通うことになった主人公の波乱万丈の学校生活を描いている。

波乱万丈の文学作品などの用例

  1. たとえば五カ年とか、七カ年とかにわたる波乱万丈の物語を展開したかもしれない。<高見順如何なる星の下に>

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。