著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

垂頭喪気【すいとうそうき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
垂頭喪気

【読み方】
すいとうそうき

「頭を垂れ気を喪う」とも読む。

【意味】
元気がなく、しょげているさま。

【語源・由来】
「垂頭」は頭を低く垂れること。「喪気」は元気を失くすこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・意気銷沈(いきしょうちん)
・意気沮喪(いきそそう)

【対義語】
意気軒昂(いきけんこう)
意気衝天(いきしょうてん)
意気揚揚(いきようよう)

垂頭喪気(すいとうそうき)の使い方

ともこ
今日の健太くんは垂頭喪気ね。何かあったの?
健太
先生にこっぴどく叱られたんだ。掃除の時にふざけてほうきを振り回していたら、花瓶を割ってしまったんだよね。
ともこ
それは怒られるわよ。もっと上級生らしく落ち着いた行動をとりなさいよ。
健太
反省してます。

垂頭喪気(すいとうそうき)の例文

  1. 家族の病気が判明してから、健太くんは垂頭喪気でしょんぼりしています。
  2. 試験に失敗して垂頭喪気な健太くんを励ます会を開きました。
  3. 就職の内定をもらえず垂頭喪気なともこちゃんに、そもそもその会社と縁がなかったんだよと励ましました。
  4. あの元気な健太くんが垂頭喪気で、静かでいいけれども心配です。
  5. 健太くんの垂頭喪気の様は見ているこっちがつらくなります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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