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意気衝天【いきしょうてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

意気衝天

意気衝天の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
意気衝天

【読み方】
いきしょうてん

【意味】
天を突き上げるほどに盛んな意気込み。意気込みがとても高揚としたようす。すごく元気。
「意気衝天の勢い」「意気衝天の感がある」などと表現する。

「衝」を「昇」と書き間違えないように注意しましょう。
四字熟語の博士
「意気衝天」という四字熟語は、元気いっぱいで、力強く意気込んでいる様子を表しているんだよ。
まるで天を突くくらいの力強い勢いが感じられるんだ。
助手ねこ
それはつまり、「元気がいっぱいで、ワクワクするくらい意気込んでる」ってことやな。
天まで届きそうなくらいの強いパワーがあふれてる、そんなイメージやな。
これは、「元気いっぱいで強く意気込むことの大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「意気(いき)天(てん)を衝(つ)く」と訓読みする。
「意気」は積極的な気持ち。
「衝天」は天を突くほどの勢いの意味。

「気」の旧字体は「氣」

【典拠・出典】

【類義語】
意気軒昂(いきけんこう)
意気揚揚(いきようよう)

【対義語】
意気消沈(いきしょうちん)
意気阻喪(いきそそう)
垂頭喪気(すいとうそうき)

【英語訳】
in high spirits

意気衝天(いきしょうてん)の解説

カンタン!解説
解説

「意気衝天」っていうのは、元気いっぱい、やる気満々という意味なんだよ。とっても元気があふれていて、天まで届きそうなくらいの状態を指すんだ。「衝天」っていうのは、天を突き上げるっていう意味だから、元気が天まで届きそうなくらいっていうイメージだね。

例えば、試合前に選手が「意気衝天の勢い」で練習をしている、と言ったら、その選手がとっても元気で、試合に向けて一生懸命に準備をしている様子を表しているよ。つまり、とっても元気で、やる気満々ってことなんだ。ちょうど、ロケットが打ち上げられるような勢いで、自分の目標に向かって頑張る様子を表しているんだね。

意気衝天(いきしょうてん)の使い方

ともこ
昨日、世界卓球見た?
健太
テレビで見たよ~! 日本チームは準決勝を軽々突破して、明日はいよいよ決勝戦だね。
ともこ
すごいわよね! あの中学生。すごい早さで勝ち点をあげちゃうんだから。
健太
うん。
あの意気衝天の勢いは、誰にも止められないだろうさ。

意気衝天(いきしょうてん)の例文

例文
  1. 今年の我がサッカーチームは、連戦連勝を重ねていて、破竹の勢いでトーナメントを勝ち上がっている。選手たちのチームワークもバッチリで、優勝に向けて意気衝天といった感じだ。
  2. 我が軍の士気は高く、意気衝天の勢いがある。
  3. たまたま調子が良いからといって、意気衝天になっていると、足元をすくわれるぞ。
  4. ここのところ、ギャンブルで勝ちまくっている。このまま意気衝天の勢いで大勝ちを決めよう!
  5. 良い仲間に恵まれて、体力も気力も充実して、毎日仕事を精力的にこなす。この状態を意気衝天な俺というのだろうな。
  6. あの女性は意気衝天という感じで、見ていて気持ちが良い。

意気衝天の文学作品などの用例

  1. 士気はきわめて高く、意気は天を衝く勢いである。<伴野朗・勇士は還らず>
  2. 吾輩の意気、まさ衝天しょうてんがいがあったね。〈夢野久作爆弾太平記

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