著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

清音幽韻【せいおんゆういん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
清音幽韻

【読み方】
せいおんゆういん

【意味】
すぐれた文章のたとえ。

【語源・由来】
「清音」は清らかな音声。「幽韻」は奥深く妙なる趣きという意味。北宋の王安石が欧陽脩を評した言葉。

【典拠・出典】
王安石「祭欧陽文忠公文」

清音幽韻(せいおんゆういん)の使い方

健太
ともこちゃんがコンクールに出した作文を読んだんだよ。清音幽韻だったね。
ともこ
何回も何回も推敲したのよ。今回、賞を取ったことで努力が報われてよかったわ。
健太
ともこちゃんは、将来作家になることができるんじゃないの?
ともこ
あら。いいわね。作家を目指してみようかしら。

清音幽韻(せいおんゆういん)の例文

  1. 健太くんの書く小説は、美しい日本語が使われ清音幽韻でした。
  2. この詩集には、まさに清音幽韻というにふさわしい詩がたくさんのっています。
  3. 最近、清音幽韻と言える作品を見かけなくなりました。
  4. 国際アンデルセン賞は、清音幽韻な児童文学に与えられる賞で、児童文学のノーベル文学賞ともいわれています。
  5. ともこちゃんは、作文の特訓を受けて、たくさんの作文を書いたので、清音幽韻な文章を書くことができるようになりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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