【四字熟語】
清音幽韻
【読み方】
せいおんゆういん
【意味】
すぐれた文章のたとえ。
【語源・由来】
「清音」は清らかな音声。「幽韻」は奥深く妙なる趣きという意味。北宋の王安石が欧陽脩を評した言葉。
【典拠・出典】
王安石「祭欧陽文忠公文」
清音幽韻(せいおんゆういん)の使い方
ともこちゃんがコンクールに出した作文を読んだんだよ。清音幽韻だったね。
何回も何回も推敲したのよ。今回、賞を取ったことで努力が報われてよかったわ。
ともこちゃんは、将来作家になることができるんじゃないの?
あら。いいわね。作家を目指してみようかしら。
清音幽韻(せいおんゆういん)の例文
- 健太くんの書く小説は、美しい日本語が使われ清音幽韻でした。
- この詩集には、まさに清音幽韻というにふさわしい詩がたくさんのっています。
- 最近、清音幽韻と言える作品を見かけなくなりました。
- 国際アンデルセン賞は、清音幽韻な児童文学に与えられる賞で、児童文学のノーベル文学賞ともいわれています。
- ともこちゃんは、作文の特訓を受けて、たくさんの作文を書いたので、清音幽韻な文章を書くことができるようになりました。