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精衛填海【せいえいてんかい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
精衛填海

【読み方】
せいえいてんかい

「精衛、海を填(うず)む」とも読む。

【意味】
不可能なことを企て、徒労に終わること。また、いつまでも悔やみ続けること。

【語源・由来】
「精衛」は海辺にすむという古代中国の想像上の小鳥の名。「填海」は海をうずめるという意味。きわめて意志が堅いことにも用いる。中国古代の伝説上の皇帝炎帝の娘女娃が東海で溺れ死んでしまった女娃は精衛という名の小鳥に化身して、西山の小石や小枝をくわえては、東海をうずめようとしたが、とうとうその効はなかったという伝説から。

【典拠・出典】
山海経』「北山経」

【類義語】
・填海之志(てんかいのこころざし)

精衛填海(せいえいてんかい)の使い方

健太
ああ。あの日寄り道をせずに、まっすぐ家に帰っていたらなあ。
ともこ
精衛填海というように、いつまでもくよくよしていてもしょうがないじゃないの。
健太
だって、あの日、あの時、買い食いさえしなければ、お腹を壊して空手の大会で惨敗することはなかったのに。
ともこ
次の大会に向かって頑張るしかないでしょう。次は寄り道しないようにね。

精衛填海(せいえいてんかい)の例文

  1. 地球から他の星に移住するなんて精衛填海だと思われていました。
  2. どこでもドアの開発に命をかけている健太くん、早く精衛填海だと気がついてくれないかしら。
  3. テストで0点をとっている健太くんが、東大を目指しましたが、予想通り精衛填海でした。
  4. ピアノのコンクールの結果を見て、ともこちゃんはもっと練習をすればよかったと精衛填海していました。
  5. あの時勇気を振り絞るべきだったと健太くんは精衛填海、今も後悔しています。

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