【四字熟語】
隻紙断絹
【読み方】
せきしだんけん
【意味】
文字を記したごくわずかの紙や絹布。
【語源・由来】
「隻紙」は紙切れ、「断絹」は絹布の切れ端。それらに貴重な文字が書かれたものをいう。
【典拠・出典】
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隻紙断絹(せきしだんけん)の使い方
ともこちゃん。この辺りに隻紙断絹が落ちていなかった?
隻紙断絹?ごみくずならさっき焼却炉に持って行ったわよ。もう燃えてしまったんじゃないかしら。
ええっ。大事なことがメモしてあったのに・・・。
大事ならちゃんと手帳に書いて大切に保管しておきなさいよ。
隻紙断絹(せきしだんけん)の例文
- 発掘調査で隻紙断絹が見つかり、どんな新しい歴史的事実が発見されるのか、わくわくしながら解読作業に取り掛かっています。
- 隻紙断絹から歴史の空白部分が埋められることがあります。
- 遺跡から出るものは、無知な人から見ればごみのようなものでも、隻紙断絹等、貴重な歴史的資料だったりします。
- 被害者の手にメモが握られていたので、ここに書かれていることはダイイングメッセージ、事件を解くカギとなる隻紙断絹だと思います。
- ジョンレノンが書いた走り書きは、隻紙断絹としてオークションで高値で落札されました。