【四字熟語】
折檻諫言
【読み方】
せっかんかんげん
【意味】
仕えている主君に対して、臣下が、厳しく諫いさめること。
【語源・由来】
「折檻」は本来は、手すりや欄干が折れて壊れること。「諫言」は、目上の人を諫めることば。中国前漢の時代、朱雲は、成帝に奸臣を斬るように厳しく諫言したが、成帝は聞き入れず、朱雲を連れ去らせようとしたところ、朱雲が手すりにつかまったため、手すりが折れてしまったという。
【典拠・出典】
『漢書』「朱雲伝」
折檻諫言(せっかんかんげん)の使い方
父さんが勇気を振り絞って折檻諫言したんだ。
へえ。かっこいいわね。
でも、上司に折檻されたんだ。
それはこわいわね。
折檻諫言(せっかんかんげん)の例文
- 私たちが折檻諫言しても、それでも改めないような上司ならば、それまでの人間だったということでしょう。
- 忖度ではなく折檻諫言できるような官僚が望ましいです。
- 正義を振りかざして折檻諫言したら、島流しにされるのがおちだろう。
- 国のため、そこに住む国民のために、誰かが折檻諫言しないと、本当にこの国はダメになってしまいます。
- 折檻諫言できる忠臣がいないと、裸の王様が量産されます。