【四字熟語】
摂取不捨
【読み方】
せっしゅふしゃ
【意味】
仏がすべての生き物を見捨てず救うこと。
【語源・由来】
「摂取」は仏が慈悲によって衆生を救うこと。「不捨」は仏がどんな生き物も見捨てることはないということ。
【典拠・出典】
『観無量寿経』
摂取不捨(せっしゅふしゃ)の使い方
何でこんなにアンラッキーな人生なんだろうか。
そんなに嘆かないで、前向きに生きていきましょうよ。
こんな人生もう嫌だ。生きていくのがつらいよ。
摂取不捨の利益があるわよ。いずれ救われる時が来るわ。だからその時まで前向きに楽しく生きましょうよ。
摂取不捨(せっしゅふしゃ)の例文
- 摂取不捨の利益を得るために、毎日念仏を唱えています。
- 仏陀は摂取不捨の利益を、幸福から目をそむけるものにも、幸福を望むものにもすべての人に与えます。
- 摂取不捨を得ることを人生の目的として、毎日生きています。
- 親鸞は摂取不捨の利益をあずかり、最高の幸福を手に入れたそうですが、私も摂取不捨の利益にあずかって、最高の幸福を手にしたいものです。
- 人は幸せになると、これが永遠ではないことに恐怖を感じますが、摂取不捨の利益は永遠で恐怖から解放されます。