【四字熟語】
洪範九疇
【読み方】
こうはんきゅうちゅう
日本漢字能力検定
1級【意味】
模範となる大切な政治道徳のこと。
【語源・由来】
『書経』「洪範」より。「洪範」は『書経』の篇名。「九疇」は殷の箕士が、周の武王に答えた、天下を治めるための九種の大法のこと。「書経」の「洪範」に記された政治道徳の九原則の意味。
洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)の使い方

洪範九疇は普遍的なものって憲法に書いてあるけれども、なんだか最近の政治家は私利私欲で動いているよね。

そうね。政治家が、国民の代表として遵守すべき洪範九疇が守られていないわよね。

どうすれば政治家の意識が変わるのかな?

とりあえず、あきらめずに選挙に行って、政治家に自分の意志を伝えることね。
洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)の例文
- 洪範九疇が守られず廃れると、世の中が乱れます。
- 経済最優先の今の政治は、人の道から外れ、洪範九疇からも外れています。
- 洪範九疇が省みられなくなると、世も末ですね。
- 政治には、洪範九疇に従って、公平さが求められます。
- 「記憶にない」を繰り返し、身の潔白を証明しない総理は、洪範九疇を崩壊させました。