【四字熟語】
千射万箭
【読み方】
せんしゃばんせん
【意味】
弓道で射手の心構えを説いた語。弓を射る場合は常に、千本、万本の矢を射る場合でも、あとの矢をたのむことなしに、今射る一本の矢をおろそかにしてはならないということ。
【語源・由来】
「千射」は千本の矢を射ること。「万箭」は万本の矢。
【典拠・出典】
-
千射万箭(せんしゃばんせん)の使い方
今回の空手の大会の結果は残念な結果になったわね。
今回の結果はいいんだ。また次の試合があるから本気でやっていないんだ。
千射万箭、どの試合も真剣に取り組まないとだめじゃないの。他の選手に失礼だわ。
ごめんなさい。
千射万箭(せんしゃばんせん)の例文
- 滑り止めの学校とはいえ、千射万箭という姿勢で、本気で受験します。
- また次があるさと思っていたらいつまでたっても成功できないので、千射万箭を胸に常に全力であたりましょう。
- 千射万箭と思って全力で事に当たってきたので、昇段することができたんです。
- 目の前にあることに一生懸命取り組み、千射万箭という思いで努力し続けます。
- ともこちゃんは手を抜くことなく、千射万箭、いつでも全力投球です。