【四字熟語】
千乗之国
【読み方】
せんじょうのくに
【意味】
兵車千台を出すことのできる諸侯の国。
【語源・由来】
「乗」は車を数える単位。周代では一乗に甲兵三人、歩兵七十二人、車士二十五人がつくといわれる。十万の軍隊を持つ諸侯という意味。
【典拠・出典】
『論語』「学而」
【類義語】
・万乗之国(ばんじょうのくに)
千乗之国(せんじょうのくに)の使い方
アメリカ合衆国は千乗之国だよね。
千乗どころかもっとすごい軍事大国よね。
その軍事力から、世界の警察っていわれているよね。
警察のイメージである正義からは程遠いけどね。
千乗之国(せんじょうのくに)の例文
- 彼は千乗之国を治めるにふさわしいリーダーです。
- 隣の国は豊かで千乗之国なので、そちらに移住を希望する国民が多いです。
- 千乗之国の王は、その豊かさが国民の税金によるものだということを忘れず、国民に感謝しなくてはいけません。
- 立派な国である千乗之国の諸侯は、国民を守ることを第一に考え、その軍事力を他国に向けるようなことがあってはいけません。
- 千乗之国を治めるにあたって、リーダーは無駄遣いをせず、国の未来のことだけを考えるべきです。