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前途遼遠【ぜんとりょうえん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

前途遼遠

前途遼遠の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【四字熟語】
前途遼遠

【読み方】
ぜんとりょうえん

【意味】
目的達成までの道のりや時間が、まだ長く残っているさま。今後の道のりがまだ遠くて困難なさま。

四字熟語の博士
「前途遼遠」は、目指すところまでの道のりが非常に遠く、時間もたくさん必要な状況を表すんだ。
目的地まで遠く、目標達成までには長い時間がかかるという意味があるんだよ。
助手ねこ
あー、それはつまり、「目標までの道のりがすごい長い」ってことか。
目指すとこまでが、ものすごく遠くて、それを達成するまでには時間がいっぱいかかるんやな。
これは、「大きな目標には時間と努力が必要」って教えてくれる四字熟語なんやね。

【語源・由来】
「前途」は将来、目標までの今後の道のり。「途」は道のりのこと。「遼遠」ははるかに遠いさま。「遼」は道が延々と長く続いている意。

【典拠・出典】

【類義語】
前途多難(ぜんとたなん)

【対義語】
・前提万里(ぜんていばんり)
前途有望(ぜんとゆうぼう)
前途洋洋(ぜんとようよう)

前途遼遠(ぜんとりょうえん)の解説

カンタン!解説
解説

「前途遼遠」という表現は、まだやるべきことがたくさんあって、目標に到達するまでに時間がかかる、という意味だよ。つまり、まだまだこれからが長いという感じさ。例えば、大きな夢を達成するためには、色々なことを経験したり、いろんな困難を乗り越えたりする必要があるよね。そのような状況を「前途遼遠」と表現するんだ。

「前途」っていうのは、これから先、目指すべき目標に向かう道のりのことを表すんだ。「途」っていうのは、道のりっていう意味さ。そして、「遼遠」っていうのは、すごく遠くまで続いているという意味だよ。だから、「遼」っていうのは、道がずっとずっと遠くまで続いているっていう意味なんだ。

例えば、「前途遼遠な計画」っていう場合、それは達成するまでに時間がかかる、大きな計画ってことを表しているんだよ。

前途遼遠(ぜんとりょうえん)の使い方

ともこ
健太くん、お母さんとはしっかり話せたの?
健太
それが、反対されてしまって、くわしい話を聞いてもらえないんだ。
ともこ
確かに、自転車で日本一周したいなんて、すぐに賛成できることではないわよね。
健太
認めてもらうまでには、前途遼遠だよ。

前途遼遠(ぜんとりょうえん)の例文

例文
  1. 前途遼遠だからといって、あきらめてしまってはいけないよ。続けることで、きっと成功に近づくことができるよ。
  2. 前途遼遠だとわかっても、君と一緒になることをあきらめられないんだ。
  3. 研究を続けるためには、スポンサーの協力が必要だ。説得は前途遼遠だけれど、あきらめるわけにはいかない。
  4. これほど長い物語を読み終えるのは、前途遼遠だな。
  5. 経営は軌道に乗り始めたけれど、安心するにはまだまだ前途遼遠だ。

前途遼遠の文学作品などの用例

  1. 宰予さいよの不徹底さが、孔子の目に映じないわけはなかった。孔子は、前途遼遠だ、という感じを抱きながら、<下村湖人論語物語>

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