【四字熟語】
千乗万騎
【読み方】
せんじょうばんき
【意味】
非常に多数の車と騎馬のこと。
【語源・由来】
「千乗」は千の兵車。「乗」は車を数える単位。周代では、天子は兵車万乗（一万台）、諸侯は兵車千乗（一千台）を出した。一乗には甲兵三人、歩兵七十二人、車士二十五人がつくといわれる。
【典拠・出典】
『史記』「梁孝王世家」
千乗万騎（せんじょうばんき）の使い方
千乗万騎が通り過ぎていったけど、何事かな？
ああ、あれは自衛隊のパレードの練習よ。実戦じゃないから安心してよ。
安心して落ち着いてみると、戦車ってかっこいいよね。
なかなか間近で見る機会がないからね。戦車は永遠に使われることがないままだと良いわよね。
千乗万騎（せんじょうばんき）の例文
- 王様は千乗万騎をひきつれて、蛮族を討伐するために南の方に向かいました。
- この町の祭りで行われる大名行列は千乗万騎、とても立派なもので見ごたえがありますよ。
- 江戸城明け渡しの際、天皇は千乗万騎とともに京から江戸にお越しになられました。
- 千乗万騎が居並ぶさまはとても勇壮で、見ていた健太くんは興奮していました。
- 千乗万騎を見送る市民たちは、勝利を信じて疑いませんでした。
