【四字熟語】
草偃風従
【読み方】
そうえんふうじゅう
【意味】
人民は天子の徳によって教化され、自然とつき従うようになるということ。
【語源・由来】
「偃」はなびくという意味。草は風が吹くと従いなびくということから。
【典拠・出典】
『論語』「顔淵」
【類義語】
・君子徳風(くんしとくふう)
・時雨之化(じうのか)
・垂拱之化(すいきょうのか)
草偃風従(そうえんふうじゅう)の使い方
最近、犯罪件数が多くなっているんじゃないかな?
草偃風従っていうからね。政治家の行いが悪いからだと思うわ。
白黒はっきりさせないグレーな発言や行動が多いもんね。
国民にもっと誠実さや潔癖さを示してほしいものよね。
草偃風従(そうえんふうじゅう)の例文
- 総理大臣がまともならば、草偃風従、国はまともになりますよ。
- 政治家が徳のある人物なら、選挙の時にお願いや説得をしなくても、草偃風従、国民はつき従うと思います。
- 草偃風従というように、君主が聖人ならば、国民は一丸となって目標に向かって歩むことでしょう。
- あの殿様は徳がある人なので、草偃風従、領民たちは彼を慕い、彼に逆らいません。
- あの国の王様は穏やかなすぐれた人だから、草偃風従、国民もみな穏やかだね。