著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

草根木皮【そうこんぼくひ】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
草根木皮

【読み方】
そうこんぼくひ

「そうこんもくひ」とも読む。

【意味】
漢方薬の原料のこと。草の根と樹木の皮という意味。

【典拠・出典】
金史』「食貨志」

草根木皮(そうこんぼくひ)の使い方

健太
ともこちゃん。ここにたくさんのセミの抜け殻があるよ。
ともこ
あら、うれしいわ。それをできるだけたくさん集めてくれる?
健太
ともこちゃん。虫が嫌いなんじゃなかったっけ?
ともこ
草根木皮になるのよ。セミの抜け殻には消炎作用があるのよ。だから、いっぱい集めてちょうだいね。

草根木皮(そうこんぼくひ)の例文

  1. この高麗ニンジンは、日本のニンジンとは違うもので、草根木皮になります。
  2. 健太くんが世話をしている畑は、野菜ではなく草根木皮ばかり植えてある漢方園なんです。
  3. ミツバチの蜜は草根木皮、滋養強壮の薬になるというので、祖父は毎日、口にしています。
  4. 漢方薬の大手である企業が、草根木皮を中国ではなく日本で栽培し、自前調達することを決めました。
  5. 漢方薬は、平均して7種類の草根木皮を合わせて作られていて、副作用が比較的少ないといわれています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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