【四字熟語】
草根木皮
【読み方】
そうこんぼくひ
「そうこんもくひ」とも読む。
【意味】
漢方薬の原料のこと。草の根と樹木の皮という意味。
【典拠・出典】
『金史』「食貨志」
草根木皮(そうこんぼくひ)の使い方
ともこちゃん。ここにたくさんのセミの抜け殻があるよ。
あら、うれしいわ。それをできるだけたくさん集めてくれる?
ともこちゃん。虫が嫌いなんじゃなかったっけ?
草根木皮になるのよ。セミの抜け殻には消炎作用があるのよ。だから、いっぱい集めてちょうだいね。
草根木皮(そうこんぼくひ)の例文
- この高麗ニンジンは、日本のニンジンとは違うもので、草根木皮になります。
- 健太くんが世話をしている畑は、野菜ではなく草根木皮ばかり植えてある漢方園なんです。
- ミツバチの蜜は草根木皮、滋養強壮の薬になるというので、祖父は毎日、口にしています。
- 漢方薬の大手である企業が、草根木皮を中国ではなく日本で栽培し、自前調達することを決めました。
- 漢方薬は、平均して7種類の草根木皮を合わせて作られていて、副作用が比較的少ないといわれています。