著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

蚤寝晏起【そうしんあんき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
蚤寝晏起

【読み方】
そうしんあんき

「蚤(はや)く寝(い)ね晏(おそ)く起く」とも読む。

【意味】
夜はやく寝て、朝おそく起きる。赤子や幼児のさま。

【語源・由来】
「蚤」は「早」と同じでつとに、はやくという意味。「晏」は遅くという意味。

【典拠・出典】
礼記』「内則」

蚤寝晏起(そうしんあんき)の使い方

ともこ
健太くんは、蚤寝晏起、まるで赤ちゃんみたいよね。
健太
寝る子は育つっていうからね。僕はもっと大きくなるかもしれないよ。
ともこ
体が大きくなっても、勉強しないと心が成長しないから、ダメ人間になるわよ。
健太
それは嫌だなあ。

蚤寝晏起(そうしんあんき)の例文

  1. 健太くんの生活は蚤寝晏起、なのに学校の授業中でも居眠りをしているんですよ。
  2. ともこちゃんのお父さんは、会社が休みの日は蚤寝晏起しますが、寝すぎて結局つかれるんだそうです。
  3. たまの休みくらい蚤寝晏起させてくれないか。
  4. 蚤寝晏起したいのに、隣の家の騒音がうるさくておちおち寝ていられないんです。
  5. 赤ちゃんは蚤寝晏起だと聞いていたのに、我が家の赤ちゃんは、眠りが浅く、よく起きよく泣きます。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。