著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

総量規制【そうりょうきせい】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
総量規制

【読み方】
そうりょうきせい

【意味】
汚染物質の総排出量を規制する制度。生活環境を保護するために、各地域の汚染物質の総排出量を決め、工場ごとに総排出量を割り当てること。

【典拠・出典】

総量規制(そうりょうきせい)の使い方

ともこ
最近、この街の空気がきれいになったように感じるわよね。何でかしら?
健太
新しく総量規制が決まって、工場の排煙量が減らされたんだよ。
ともこ
へえ。だからなのね。このままゼロになればいいのにね。
健太
ゼロになったら多くの人の仕事がなくなってしまうから、煙を無害化することができたらいよね。

総量規制(そうりょうきせい)の例文

  1. 欧州連合が、車の排気ガスの排出量の総量規制を37.5%減で合意しました。
  2. 地球の温暖化対策のために、二酸化炭素の排出量に総量規制をかけなくてはいけません。
  3. 公害物質を総量規制の範囲内に収めるために電動自動車の開発が進んでいます。
  4. 総量規制指定地域があり、硫黄酸化物は24の地域、窒素酸化物は3地域が指定されています。
  5. 総量規制基準といって、工場ごとに排出基準が決められて、それを守らねばなりません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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