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漢検5級の四字熟語一覧と意味付き【漢字検定】

漢検5級

漢検5級に出題される四字熟語一覧を五十音順に並べました。

5級のレベル対象漢字は、小学校6年生修了程度です。

勉強しやすいように、対象となる四字熟語を意味付きで掲載していますので、漢字検定5級の合格に是非お役立てください。

その他の級はこちらをごらん下さい。

【索引】漢検5級の四字熟語 検索

索引
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行
わ行

「あ行」漢検5級の四字熟語一覧

悪衣悪食【あくいあくしょく】

質素で粗末な衣服や食物。豊かでない生活のたとえ。


悪因悪果【あくいんあっか】

悪い行為には、必ず悪い結果や報いがあること。


悪逆無道【あくぎゃくむどう】

人の道にはずれた、はなはだしい悪事。


悪事千里【あくじせんり】

悪い行為や評判は、またたくまに世間に知れ渡ること。


悪人正機【あくにんしょうき】

阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は、罪業(ざいごう)の深い悪人を救うことにあるとする説。
他力を本願とする浄土真宗の親鸞(しんらん)の思想。


悪口雑言【あっこうぞうごん】

口汚く思うままに悪口を並べ立ててののしること。またその言葉。


暗雲低迷【あんうんていめい】

暗雲低迷とは読んで字のごとく、黒い雲が低くたれこめているように、穏やかでなく、なにごとかが起こりそうな様子。


安居楽業【あんきょらくぎょう】

仕事の地位や現在の住まいなど、置かれた環境に安らかに落ち着き、自分の仕事を楽しんで満足することを言う。


安居危思【あんきょきし】

平穏無事なときにも、万一の場合を考えて常に用心を怠らないことが重要であるということ。


安心立命【あんしんりつめい】

人力を尽くしてその身を天命にまかせ、どんな場合にも動じないこと。信仰によって心を安らかに保ち、どんなことにも心を乱されないこと。


暗送秋波【あんそうしゅうは】

①目でこっそりと情を伝えること。こっそり色目を使うこと。
②表ではうまく立ち回り、陰で悪だくみをすること。


安宅正路【あんたくせいろ】

仁と義のたとえ。


易往易行【いおういぎょう】

極楽往生は容易であり、そのための修行も容易であること。行いやすい平易な修行で、極楽往生できるという教え。


異曲同工【いきょくどうこう】

少しの違いはあるが、だいたいは同じであること。一見異なっているように見えても内容は似通っていることをいう。また、音楽や詩歌などで、技巧は同じだがその作品の趣や味わいが違うこと。


意気投合【いきとうごう】

互いの気持ちや考えなどがぴったり合うこと。


異口同音【いくどうおん】

たくさんの人が、みんな口を揃えて同じこと、同じ意見を言うこと。意見が一致すること。


意在言外【いざいげんがい】

ことばに直接にはあらわれない部分を、相手に推察させること。本来の意図を曖昧にして、相手に汲み取らせようとする。また、文章や詩文において考えを直接表現せず、字間や行間に含ませること。はっきり言わず、態度や表情でにおわせる。


医食同源【いしょくどうげん】

日常の食事に注意することが、病気予防の最善の策であるということ。


以心伝心【いしんでんしん】

無言のうちに心が通じ合うこと。考えていることが言葉を言わずにお互いが理解しあう間柄のこと。


衣帯中賛【いたいちゅうのさん】

南宋の忠臣の文天祥が死に臨み衣帯の中に書き置いた賛辞。文天祥は宋王朝の滅亡に際して元軍に捕らえられ、元への帰順を執拗に迫られたが、忠節を守ってついに刑死した。この句は仁義の道を守り通した天祥の意気を死に臨んで記し帯に挟み込んだ賛の意。「賛」は文体の名。ここでは聖賢の書を批評したたえたもの。


異体同心【いたいどうしん】

肉体は違っても、心はお互いに一致していること。関係がきわめて深いたとえ。


衣帯不解【いたいふかい】

不眠不休で仕事に努めること。衣服を着替えることすらせずに非常に一つの物事に専念すること。


一路平安【いちろへいあん】

旅立つ人の途中の無事を祈っていう語。「一路」は旅する人が行く道程。「平安」は平和で穏やかなこと。ここでは旅の平穏無事を意味する。


一大決心【いちだいけっしん】

非常に重大な決意。生涯で何度もない大きなことにいう。


一言一行【いちげんいっこう】

一つの言葉と一つのふるまい。何気ない言葉や何気ない行動のこと。


一死報国【いっしほうこく】

国を守るために命を捨てること。命をかけて国の恩に報いること。


一体分身【いったいぶんしん】

①本来一つの体である仏が、衆生救済のためさまざまな姿をかりて現れること。
②一つの物事をもとにして、そこからわかれ出たいくつかの物事。一つのものからいくつかににわかれること。


一得一失【いっとくいっしつ】

一方で利益があると他方で損失を伴っていること。


一衣帯水【いちいたいすい】

狭い海峡や小さな川を隔てて、近接していること。極めて密接な関係。


一言半句【いちごんはんく】

ほんの少しの短い言葉。ちょっとした言葉。


一望千里【いちぼうせんり】

ひと目で、はるか遠くかなたまでみわたせること。


一陽来復【いちようらいふく】

物事が回復すること。春の兆し。


一遊一予【いちゆういちよ】

遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察してまわること。昔、王は遊覧して楽しみながら諸国を視察し、民の生活に足りないものを援助したことから。


一文不通【いちもんふつう】

一つの文字も知らず、読み書きがまったくできないこと。


一問一答【いちもんいっとう】

一つの問いに対して一つの答えをすること。また、そのような形を繰り返すこと。


一人当千【いちにちとうせん】

非常に力の強いこと。また、知能がすぐれていること。ひとりの力が千人の力に相当する意。


一日不食【いちにちふしょく】

毎日、仕事に従事してからでないと食事をとらないこと。


一時流行【いちじりゅうこう】

俳諧で楽しみを求め時とともに変化を重ねていくこと。転じて、その時々の世の中の好みに応じた一時的な新しさの意。


一日三秋【いちじつさんしゅう】

一日会わなかっただけでも三年も会わなかったような気がする。相手を思慕する情の深いこと。


一字千金【いちじせんきん】

筆跡や詩文の表現を尊重していう語。一字で千金もの価値がある意。


一日千秋【いちじつせんしゅう】

人や物事の到来を待ち焦がれること。早く来てほしいと思う気持ちが非常に強いこと。わずか一日が千年に思えるという意味。


一意専心【いちいせんしん】

ひたすらひとつのことに、心を向けて集中すること。他に心を向けずにそのことのみを考えること。


一牛鳴地【いちぎゅうめいち】

とても近い距離にあること。また、のどかな田園風景の形容。


一往一来【いちおういちらい】

行ったり来たりすること。


一別以来【いちべついらい】

最後に会ってからこのかた。この前別れてから今まで。


一病息災【いちびょうそくさい】

まったく健康な人よりも、何か一つくらい軽い病気を持っていた方が、健康に気を使うので、かえって長生きするものだということ。


一団和気【いちだんのわき】

なごやかな雰囲気。親しみやすい態度をいう。


一新紀元【いちしんきげん】

物事の改まった新しい年。一つの新しい時代のこと。新しい時代の始まりのこと。一エポック。


一場春夢【いちじょうのしゅんむ】

春の夜の夢のように、その場限りであること。人生の栄華のきわめてはかないことのたとえ。


一上一下【いちじょういちげ】

その時その時の場面に応じて適切な対応をとることのたとえ。


一字不説【いちじふせつ】

仏の悟りの内容は、言語で表現することはできない。仏法の究極の真理は、文字や言語では説き尽くせないということ。


一路順風【いちろじゅんぷう】

ものごとが順調に運ぶこと。また、旅立つ人にかけることばで、「道中の無事を祈る」というほどのことば。「順風」は追い風。


一利一害【いちりいちがい】

良い点と悪い点の両方があること。よいことがある一方、悪いこともあること。利益の反面、害もあること。


一葉知秋【いちようちしゅう】

僅かな兆しからの大勢や本質、また、物事の衰亡を察知すること。(一枚の落葉をみて秋の訪れを知ることから)


一夜十起【いちやじっき】

人は私心や私情に左右され、私利私欲を捨て去ることは難しいこと。
人間は多かれ少なかれ私情にとらわれやすく、私心を全て捨てさることは難しいこと。


一文半銭【いちもんはんせん】

ごくわずかな金額のたとえ。


一目十行【いちもくじゅうぎょう】

書物などを速く読む力がすぐれていることのたとえ。一目見ただけで、すぐに十行分を読むことができる意から。


一味徒党【いちみととう】

同じ目的や共通の志を持つことで結ばれた仲間。または共通の目的を達成するために力を合わせる仲間・味方。よからぬ企てをたくらむ一団や悪事を企てることが多い。


一味同心【いちみどうしん】

同じ目的をもって集まり、心を一つにした同志、仲間のこと。同じ目的をもって結束すること。心を一つにすること。


一枚看板【いちまいかんばん】

①大勢の中で目立っている中心的な人物。集団の中にいるかけがえのない人物。
②ほかに大した取り柄はないが,唯一魅力的な事物。人に誇ることができる、ただ一つのもの。
③他に着替える服がないただ一枚の衣服。その着物のほかに着替えのないこと。一張羅(いっちょうら)。
④歌舞伎劇場の前に掲げた大きな看板。上方の歌舞伎劇場での大きな飾り看板。


一木一草【いちぼくいっそう】

一本の木や一本の草まですべての意から、その場にあるすべてのもののこと。また、わずか一本の木と一本の草の意から、極めて少ないもののこと。一本の木から一本の草まで全てのものという意味と、わずか一本の木と一本の草という意味がある。


一宿一飯【いっしゅくいっぱん】

一晩泊めてもらったり、一度食事をめぐまりたりするという意味から、通りすがりにちょっと世話になること。むかし、博徒の間では、生涯の恩義とされた。ちょっとした恩義でもそれを忘れてはいけないという戒めにも用いる。


一視同仁【いっしどうじん】

全てを平等に慈しみ差別しないこと。えこひいきがなく、だれかれの区別なく同じように人を遇すること。身分、出身、敵味方などにもかかわらず図、どんな人でも平等に慈しみ、禽獣にも区別なく接すること。


一子相伝【いっしそうでん】

学問・技芸などの奥義を直系の子供一人にのみ伝えて他人にもらさないこと。ひとりの子供にのみ伝授する意。


一死七生【いっししちしょう】

天上界で一度死んで、七たびこの世に生まれ変わるという意味。なんども生まれ変わることをいう。転じて永遠を意味することもある。


一挙一動【いっきょいちどう】

手を上げたり、体を動かしたりするという意味から、ちょっとした動作や振る舞い。一つ一つの動作や行動。


一挙両得【いっきょりょうとく】

一つの行動で二つの利益を得ること。また、少ない労力で多くの利益を得ること。


一徳一心【いっとくいっしん】

多くの人が、共通の利益のために心を一つにして団結すること。「徳を一にし心を一にす」とも読む。


一治一乱【いっちいちらん】

この世の治乱の変転を述べた語。あるいは治まり、あるいは乱れる。治まっているときもあり、乱れているときもある。


一短一長【いったんいっちょう】

長所もあり、短所もあり、完全でないこと。人や物事についていう。


一心発起【いっしんほっき】

何かを成し遂げる決意を固めること。「発起」は仏教用語で、悟りを得ようとすること。


一心一徳【いっしんいっとく】

多くの人が共通の利益のために心を一つにして団結すること。


一笑千金【いっしょうせんきん】

ひとたびほほえめば千金に値するほどの美人をいう。美人の笑顔の得難いことのたとえ。


一紙半銭【いっしはんせん】

一枚の紙と銭半銭。わずかなことのたとえ。また軽少なもののととえ。仏教で寄進の高が少ないことにいう場合が多い。


一石二鳥【いっせきにちょう】

何か一つのことをして、二つの利益を一緒に手に入れることを言う。一つの行為をして、その結果として得られる利益とさらにもう一つもしくはそれ以上の利益を得られること。


一世一代【いっせいちだい】

一生のうちでただ一度。一生のうちで二度とないような重大なこと。もと、役者などが引退を前にして最後に得意の芸を演ずることをいう。


一心不乱【いっしんふらん】

ただひとつの目的に心を向け、そのほかのことに気を散らさないこと。ひとつのことに集中し、ほかのことに心を奪われないさま。


一刀両断【いっとうりょうだん】

一太刀(ひとたち)で真っ二つに断ち切ること。即ち、物事をすばやく、はっきりと解決することを形容する。断固たる態度で物事を処理することの例え。


一長一短【いっちょういったん】

どんなもの・ことにも、長所(いい面)もある一方、必ず短所(悪い面)もそれにともなってあるということ。


一部始終【いちぶしじゅう】

始めから終わりまで。ことの成り行きの全てのこと。細々した細かいことすべてのこと。


一心同体【いっしんどうたい】

二人以上の人が、同じ考え方や動きをして、まるで一人の人のようであること、その様。


一進一退【いっしんいったい】

前へ進んだり、後ろへ戻ったりすること、その様子。また、物事がよくなったり、悪くなったりすること。物事が順調に進んでいない、止まっている状態。


一刻千金【いっこくせんきん】

わずかな時間が千金にも値するという意味。とても価値のある、貴重な時間。


一挙両失【いっきょりょうしつ】

何か一つのことをおこすことで、それとは違うほかの事もダメになってしまうこと。


一飯千金【いっぱんせんきん】

わずか恵に対しても十分な恩返しをすること。一度受けた食事の恵みには、千金の恩があるという意。


一天四海【いってんしかい】

天の下と四方の海。天下のすべて。世界中の意。


一点一画【いってんいっかく】

漢字の一つ点、一つの画。細かいところにも手を抜かずに物事を行うこと、わずかでも、欠かせないもの、おろそかに出来ないものの例えです。


一知半解【いっちはんかい】

物事に対して、少ししか分かっておらず、十分に理解していないこと。生半可な知識や理解しかないこと。なまかじり。


一件落着【いっけんらくちゃく】

事件や物事、課題が解決すること、決着すること。解決しなければならない懸案の事項や課題が解決すること。


以毒制毒【いどくせいどく】

悪を征するのに悪を用いること。有毒な薬を用いて毒をもつ病気を治療する意。悪逆なものを悪逆な手段で制圧することをいう。目には目を。


意味深長【いみしんちょう】

人の言動や詩文などの表現に、非常に深い趣や含蓄があるさま。
また、言葉の裏に別の意味が隠されていること。「意味深(いみしん)」と略される。


異類中行【いるいちゅうぎょう】

仏が衆生を救うために、俗世に身を投じ多くの人々を救済する。禅僧が修業のためにさまざまな方法を用いること。


異路同帰【いろどうき】

異なった方法でも、同じ結果になるたとえ。


因小失大【いんしょうしつだい】

目先の小さな利益に目がくらんだ結果、大きな損失を出してしまうこと。
または、ささいなこととはいえ、いい加減にした結果、大きな失敗をすること。


飲河満腹【いんかまんぷく】

人にはそれぞれ分(ぶん)があり、分相応(ぶんそうおう)に満足すべきであるということ。


因機説法【いんきせっぽう】

その場に応じた説法を行い、真理を悟らせること。仏教の語。


印象批評【いんしょうひひょう】

芸術作品の理解・評価において客観的基準によらず、あくまでも作品の自分に与える印象や個人的感動に基準をおく批評。


因果応報【いんがおうほう】

よい行いには必ずよい結果、悪い行いには必ず悪い結果があるということ。


飲水思源【いんすいしげん】

物事の基本を忘れないことのたとえ。お世話になった人の恩を忘れないこと。


右往左往【うおうさおう】

右に行ったり左に行ったりして、あわてふためくこと。また、混乱して秩序がないたとえ。
どうすればいいのかわからず、オロオロとあちこち動きまわること。まごつく様子。


雨過天晴【うかてんせい】

物事の悪い状況が好転するたとえ。


海千山千【うみせんやません】

経験豊かで、悪賢いこと。裏も表も知り抜いた、したたかでずるがしこい人をさしていう。
世間の裏も表も知りつくしていること。


雲心月性【うんしんげっせい】

私心がなく、孤高で無欲なさま。


永字八法【えいじはっぽう】

「永」の一字にふくまれる、すべての漢字に共通した八種の基本的な筆づかい。
「八法」は書法における用筆の八つの法で、側(そく)・勒(ろく)・怒(ど)・趯(てき)・策(さく)・掠(りゃく)・啄(たく)・磔(たく)のこと。


益者三友【えきしゃさんゆう】

交際して有益な三種の友人のこと。三益友。正しいと思うことを直言する正直な人、誠実な人、博識な人。人と付き合うに当たって、友人をどう選ぶかを述べた語。


得手勝手【えてかって】

他人に構わず自分の都合ばかりを考えて、わがまま放題にするさま。


円頂黒衣【えんちょうこくい】

僧のこと。または、丸めた頭に墨染めの法衣(ほうえ)の僧の姿かたちのこと。


遠水近火【えんすいきんか】

遠い場所にあるものは、一刻を争う差し迫った緊急事態の際に役に立たないということ。


円頭方足【えんとうほうそく】

人間という意味。円頭方足の「円頭」とは丸い頭ということ、「方足」は四角い足を意味する。


延命息災【えんめいそくさい】

無事に長生きをすること。災いを除くこと。


円満具足【えんまんぐそく】

なにもかもがすべて十分に備わっており、少しの不足もないこと。


円首方足【えんしゅほうそく】

人間のこと。


王道楽土【おうどうらくど】

武力や威力によらず、公平で思いやりのある道徳によって天下を治めること。
王道によって治められる、楽しく平和な国土。


往古来今【おうこらいこん】

昔から今まで綿々と続く時間の流れ。


応機接物【おうきせつもつ】

仏教用語で、相手に応じて正しい接し方をすること。師匠が修業中の弟子に対して教える時に、弟子の個性・資質・適性に合わせて指導するということ。


温故知新【おんこちしん】

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。


音信不通【おんしんふつう】

便りや訪問が途絶え、連絡がつかないこと。


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