【四字熟語】
大驚失色
【読み方】
たいきょうしっしょく
「大いに驚きて色を失う」とも読む。
【意味】
たいそう驚き恐れ顔色を失う。
【語源・由来】
「大驚」は大いに驚くという意味だが、単に驚くだけでなく驚愕すること。「失色」は顔色をなくす、顔色が青ざめること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・瞠目結舌(どうもくけつぜつ)
大驚失色(たいきょうしっしょく)の使い方
健太くん。大好きだって言っていたあの子に彼氏ができたみたいよ。びっくりよね。
ええっ!!
大驚失色のありさまね。健太くん、大丈夫?
大丈夫のわけがないじゃないか。
大驚失色(たいきょうしっしょく)の例文
- 耳元で何事かをささやかれた部長は、大驚失色、今にも失神しそうな様子でした。
- 判決を言い渡された被告は、大驚失色といった様相でした。
- アメリカの国防総省ペンタゴンに飛行機が墜落したというニュースが流れ、世界中の人々が大驚失色し、戦争になることを恐れました。
- 王様が急死したという報を聞いた国民は大驚失色し、うろたえました。
- 自分そっくりの人間がその部屋に30人近くいるのを見て、大驚失色しました。