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三舎退避【さんしゃたいひ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
三舎退避

【読み方】
さんしゃたいひ

日本漢字能力検定
4級

【意味】
相手にとてもかなわないと思って遠慮する、恐れ避けること。

【語源・由来】
「舎」は軍隊の一日の行程で、一舎は三十里(当時の一里は四〇五メートル。三十里は訳十二キロメートル)。敵から三日分の行程を立ち退いて相手を避けるという意味。「三舎を避く」ともいう。
中国の春秋時代、晋の重耳は、楚に亡命し、楚王に厚遇された。恩義を感じた重耳は楚王に、「万一、晋と楚が戦うようなことになったら、晋の軍隊は三舎を避けます」と言ったという故事から。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』「僖公二三年」

三舎退避(さんしゃたいひ)の使い方

ともこ
健太くん。もうすぐ決勝戦よ。早くトイレから出てきて。
健太
あんな強いやつと戦うなんて無理だよ。もう負けが決定じゃないか。三舎退避するよ。
ともこ
試合に出ないの?負けたっていいじゃないの。堂々と戦ってきなさいよ。
健太
いやだー。

三舎退避(さんしゃたいひ)の例文

  1. あの会社と競合することになるなんて、三舎退避しよう。
  2. オーディションのライバルがあまりにきれいな女性だったので三舎退避しました。
  3. 彼が勝ったほうが世界にとってプラスだと思ったので三舎退避しました。
  4. 家康は天下を取る男だと思ったので三舎退避しました。
  5. 三舎退避し応援する側に回りました。

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