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朝真暮偽【ちょうしんぼぎ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
朝真暮偽

【読み方】
ちょうしんぼぎ

【意味】
真偽の定めがたいたとえ。

【語源・由来】
朝方と夕方で真実と虚偽がくるくるかわるという意味。本来は白居易が道理をわきまえず節操なく変節する人々を風刺した言葉。

【典拠・出典】
白居易「放言」

朝真暮偽(ちょうしんぼぎ)の使い方

ともこ
先生は本当にそんな風に言っていたの?
健太
本当だって。ちゃんと聞いていたんだから。
ともこ
あの先生の言うことは朝真暮偽だから、きちんと確認をしないと危険極まりないわよ。
健太
しょうがないなあ。もう一度確認に行ってくるよ。

朝真暮偽(ちょうしんぼぎ)の例文

  1. 健太くんの言うことは朝真暮偽だから、真に受けないで自分で最終判断をしないといけません。
  2. 朝真暮偽な健太くんのもとで働くより、信念を曲げないともこちゃんのもとで働きたいです。
  3. 健太くんがやることは大抵朝真暮偽だから、疑ってかかったほうがいいと思いますよ。
  4. ともこちゃんは朝真暮偽、午前中に言っていたことと真逆のことを言っているじゃないか。
  5. 健太くんは朝真暮偽、何をどう信じるかは周りの人間にゆだねられています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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