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彫虫篆刻【ちょうちゅうてんこく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
彫虫篆刻

「雕虫篆刻」とも書く。

【読み方】
ちょうちゅうてんこく

【意味】
取るに足りない小細工。虫の形や複雑な篆書の字を細かく刻みつけるように、文章を作るのに字句を美しく飾りたてること。

【語源・由来】
「彫」と「刻」はともに刻みつけるという意味。「篆」は書体の名で、印章に多く用いる複雑な書体。

【典拠・出典】
揚子法言』「吾子」

【類義語】
・雕虫小技(ちょうちゅうのしょうぎ)
咬文嚼字(こうぶんしゃくじ)

彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)の使い方

健太
ともこちゃん。宿題の作文なんだけど、先生に書き直しを命じられたんだ。
ともこ
あらあら。これは彫虫篆刻、技巧に走ってしまって内容がない文章になってしまっているわね。
健太
そんなに駄目な文章?
ともこ
ええ。これは駄目ね。書き直しをしたほうがいいわ。

彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)の例文

  1. これは、小細工を弄したような彫虫篆刻といった感じの作品で、絶対選考を通過しないだろう。
  2. 彫虫篆刻というような作品を書いても読者の心には響きません。
  3. この本がいま売れているそうだけれども彫虫篆刻、技巧ばかり際立って内容がないんだよね。
  4. 発想はいいのに、彫虫篆刻、小細工ばかりで文章力がないなあ。
  5. 彫虫篆刻と言ってしまっていいような本は、私の本屋には置きません。

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