【四字熟語】
墜茵落溷
【読み方】
ついいんらくこん
「茵に墜ち溷に落つ」とも読む。
【意味】
人には運不運があるということ。
【語源・由来】
「茵」はしとね・敷物のこと。「溷」はかわやという意味。風に吹かれて散った花が、あるものは幸運なことに敷物の上に落ち、あるものは不運にもかわやに落ちるということから。
【典拠・出典】
『南史』「范縝伝」
【類義語】
・運否天賦(うんぷてんぷ)
墜茵落溷(ついいんらくこん)の使い方
受験に失敗してしまったんだよ。
墜茵落溷、運不運もあるからあまり落ち込まないほうがいいわよ。
そうだよね。縁がなかっただけだよね。
そうよ。きっと別のいい学校に巡り合えるわよ。
墜茵落溷(ついいんらくこん)の例文
- 日頃の行いがいい私がこんな目に合うなんて墜茵落溷だ。
- あんなにいい人が不幸なことになるとは、墜茵落溷、運不運ってあるよね。
- 墜茵落溷、どうしようもなく運がいいうらやましい人っているよね。
- どんなに祈っても墜茵落溷はどうしようもできない。
- 墜茵落溷、運不運に振り回されているのは自分だけではないのだから、そんなに悲観することはありません。