【四字熟語】
殢雨尤雲
【読み方】
ていうゆううん
【意味】
男女の情交のこと。よりそってむつみあうさま。しなだれかかるさま。
【語源・由来】
「殢」「尤」はまとわりつくという意味。「雲雨」は楚の懐王が巫山の神女とむつみあった「雲雨巫山」という故事から。男女の情交を意味する。
【典拠・出典】
柳永「浪陶沙詞」
【類義語】
・尤雲殢雨(ゆううんていう)
・殢雲尤雨(ていうんゆうう)
殢雨尤雲(ていうゆううん)の使い方
あー、疲れた。座って休憩したいなあ。
そうね。でもこの公園のベンチは殢雨尤雲、寄り添いしなだれかかっているカップルばかりね。
本当だね。迷惑な話だよ。
彼女がいない健太くんが言うとねたみに聞こえるわよ。
殢雨尤雲(ていうゆううん)の例文
- ドアを開けると殢雨尤雲しているカップルがいて、部屋に入らずドアを閉めました。
- 人前で殢雨尤雲、イチャイチャするカップルの気がしれない。
- 映画館の私の前の席で殢雨尤雲している恋人たちがいて、映画に集中できませんでした。
- 殢雨尤雲している男女を見て、年齢イコール彼女いない歴の健太くんはうらやましそうでした。
- 鴨川沿いには殢雨尤雲している恋人たちがたくさんいます。