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覆水不返【ふくすいふへん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・対義語)

【四字熟語】
覆水不返

「覆水は返らず」とも読む。

【読み方】
ふくすいふへん

【意味】
一度犯した誤りはもとどおりにはならないということ。また離婚した夫婦の仲はもとにもどらないということ。

【語源・由来】
「覆水」はこぼれた水。「覆水盆に返らず」の略。「盆」は水や酒を入れる広口の容器。
周の呂尚(太公望)は本ばかり読み貧乏だったので妻の馬氏は離婚したが、呂尚が出世して斉に封じられると馬氏は復縁を求めた。そのとき呂尚は盆の水をこぼして「これを元どおりにしたら応じよう」といったという故事から。また朱買臣とその妻にも同様の故事がある。

【典拠・出典】
拾遺記

【類義語】
・破鏡不照(はきょうふしょう)

【対義語】
破鏡重円(はきょうじゅうえん)

覆水不返(ふくすいふへん)の使い方

ともこ
健太くん。元気がないわね。どうしたの?
健太
父さんと母さんが離婚してしまったんだ。
ともこ
それは大変。でも少し離れてみたら、再婚したくなるかもしれないわよ。
健太
覆水不返というから無理だよ。大人は勝手だよね。

覆水不返(ふくすいふへん)の例文

  1. 覆水不返、あのカップルはやり直すことはできないでしょう。
  2. 後悔しても覆水不返というように、今となってはどうしようもできないことです。
  3. 感情を抑えないと、いつか覆水不返というように取り返しがつかないことになって後悔するよ。
  4. 別れなければよかったと悔やんでも覆水不返、もう彼女は戻ってこない。
  5. 覆水不返、過ちを犯す前には戻れない。

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